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上原ひろみさんのアルバム「Spectrum」(スペクトラム)の感想・レビュー【ジャズ】

 

ジャズピアニスト・上原ひろみさんのアルバム「Spectrum」はどういうアルバムですか?
おすすめの曲はなんでしょうか?

こんな疑問に、一(いち)リスナーとして全力で答えます。

 

「Spectrum」(スペクトラム)は上原ひろみさんの10年振りのピアノソロアルバムになりますね。

第34回 日本ゴールドディスク大賞にて「ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

題名「Spectrum」は、同アルバムの4曲目のタイトルでもありますが、同時にその言葉の意味(スペクトル=プリズムで分解された7色の色帯)の通り、アルバムに散りばめられた色を現しているようです。

この記事を読めば、Spectrumがどのようなアルバムで、どんなおすすめの曲があるかわかっていただけます。
(※個人の感想です)

では、

  • アルバム全体の印象
  • おすすめの曲3選
  • SNSでの反応

を順番に説明していきますね。

参考

そもそも上原ひろみさんってどんな人? どのアルバムから聞けばいい? という方は、以下記事をご参考になさってください。

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アルバム全体の印象

上原ひろみさんのアルバム「Spectrum」の感想・レビュー

このアルバムでは、上原さんの10年ぶりのソロアルバム。

10年間で聴いてきた音楽や共演したアーティストなどの影響も含めて「最新の上原ひろみです!」と言わんばかりの、エッジの効いた曲が多いです。

  • プログレッシブロックのように、変拍子や特徴的なピアノリフを中心に置いた、スリリングな曲
  • ゆったりとした間に叙情的な旋律を載せる表現豊かな曲
  • コミカルにスキップしたくなるような曲

など、ジャズピアノの表現領域の限界に挑むようなスタイルは健在です。

ピアノの演奏技術も相当なものであることが、一聴でわかると思います。

曲によっては、かなり複雑なことを高速で弾きこなしています。

また、Disc2にはボーナストラックとして2010年のBlue Note New York での演奏が8曲ほど収録されています!

上原ひろみさんのアルバム「Spectrum」の感想・レビュー

 

 

 

おすすめの曲3選

上原ひろみさんのアルバム「Spectrum」の感想・レビュー

どの曲も素晴らしいですが、特に私がお気に入りの曲を3つ選びました。

  • Whiteout
  • Spectrum
  • Sepia Effect

では順番に、感想を語っていきます。

 

Whiteout

悲しく陰鬱でありながらも美しいイントロから始まり、0:55から霧に包まれていく。

大自然の中にいて、全てが無力。

2:05 から涙が溢れてくる。

2:40からの一音一音を噛み締めるようなピアノソロ(ずっとソロだけど・・・アドリブっぽいところという意味)

このソロが本当に表情豊かで、雪が現れたり、太陽の光に希望を感じたり、溶けてしまったり と。

様々な感情・情景が入り乱れる。

6:25 あたりからの力強い打鍵が、美しくラストを飾ります。

とにかくすごい、すごい曲ですよこれは!!

個人的には、アルバム1曲目のKaleidoscopeがゴリゴリのハイテンポな曲なので、余計に2曲目のWhiteoutの美しさが際立ちます。

 

Spectrum

変拍子の激しい入りから、0:28 で単音のフレーズで緊張感が高まる。

7/16+7/16+7/16+6/16 = 27/16 拍子!?(←数えかたよくわからない)

終始緊張感と疾走感のある曲、息を止めて聞くしかなくなる。

このアルバムのタイトルとしたに相応しい、複雑な曲です。

特に1:52くらいからアドリブのところは、6連のリズムにダイナミックに重ねてく音がなんとも多彩。それこそ七色(Spectrum)のように。

つねに、焦燥感?怒り? の雰囲気が続く。

息つくまもない展開とダイナミックな演奏が文句なくかっこいい、上原ひろみの真骨頂という感じの曲です!!

アルバムのタイトルにもなっている曲で、以下の動画

 

Sepia Effect

系統としてはHaze*っぽい曲です。
(*アルバム「VOICE」の名曲)

そして、Hazeより暖かく、優しい。

どこか懐かしく、昔何度も通った道をゆっくり歩いているような印象です。

3:20くらいからは少し曲調も変わり、いいことだけでなく嫌なことも少し思い出してしまったようです。

4:21あたりからは、ピアノは歌い出します!! 圧巻のピアノ!

僕はこの曲を聴くと、リラックスして幸せな気持ちに慣れます。

 

SNSでの反応

ピアニストやオーディオマニアの方にも好評のようです☺️ さすが!

 

まとめ

上原ひろみさんの演奏は、従来のジャズの範囲を飛び越えているため、時に一部の方から「こんなのはジャズじゃない」と言われることがあります。

もちろん、称賛する声の方が圧倒的に多いですけどね。

そんな声があがるほど、上原ひろみさんのピアノはジャンルで括ることができないものだということ

そんな批判も物ともせず、上原ひろみさんの音はどんどんエッジが効いてきています。

”自分の好きなことをとことん突き詰める”というシンプルな行動原理を体現しているようで、とても元気をいただいています。

一人でも多くの人に上原ひろみさんの音楽の素晴らしさを知っていただければ幸いです。

以上、MakiMakiでした。

 

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